確定拠出年金相談ねっと認定FP 岸田 智樹

2016年 08月 29日

確定拠出年金を始める前に・・・。パート2

こんにちわ、ファイナンシャル・プランナー@AFPの岸田智樹です。

 

さて、前回の記事で確定拠出年金を始める前に確認しておきたいポイントをお伝えしました。

 

まだご覧になってない方はこちらからどうぞ!

 

今回は2つ目のポイントをお伝えしていこうと思います。

 

ポイント2
民間保険会社の年金保険と確定拠出年金どっちがお得!?

 

老後の資産形成の手段として、税制面で確定拠出年金が有利というのは、

 

本当でしょうか?

 

世の中「うまい話には裏がある」とよく言いますよね!

 

そこで、今回は民間保険会社の年金保険と確定拠出年金のどっちが税制面で節税効果が高いのか、

 

また確定拠出年金を加入することでデメリットはないのか、確認してみましょう!

 

 

条件
年齢 40歳  月収50万円 扶養家族:妻(専業主婦)子供10歳

年収600万円(所得税率10% 住民税10%)

掛金 月額2万円 年額24万円を積立てた場合

個人年金保険料控除 (所得税40,000円 住民税28,000円が上限)

 

<民間の年金保険>

20,000円×12ヶ月=240,000円

年間の掛金が80,000円を超えるので、

個人年金保険料控除の上限を適用。

よって、民間の個人年金に加入して節税できる所得税は、

40,000円×10%=4,000円 

同様に、住民税も28,000円の上限を適用。
(年間の保険料56,000円超が上限の対象)

28,000円×10%=2,800円

4,000円+2,800円=6,800円

以上の結果、民間の年金保険に加入した場合に節税できる税金は、

6,800円。

 

 

<個人型確定拠出年金>

20,000円×12ヶ月=240,000円

確定拠出年金の場合は全額が所得控除の対象となるので、

所得税、住民税共に240,000円×(10%+10%)=48,000円

民間の年金保険では、6,800円の節税。

確定拠出年金では、48,000円の節税。

検証の結果、節税効果は確定拠出年金の方が高いですね。

年間の掛金が同じ24万円でも、このように節税できる金額が大きく違ってきます。

では、加入することで、何かデメリットはあるのでしょうか?

デメリットと言えるかどうかは、個人の主観によるところがあるとは思いますが、

見方によればデメリットになるかもしれない項目を、いくつか挙げてみます。

① 一旦加入すると、掛金を停止できない。

② 中途の引き出しは原則不可。(老齢給付金の受給権取得は原則60歳)

③ 運用リスクがある。

④ 給付額が確定しない。

⑤ 投資の知識を身に付ける必要がある。

 

上記以外にも、人によってデメリットと思われる項目があるかとは思いますが、

もし許容できる範囲のデメリットであれば、じぶん年金作りに確定拠出年金を始められてはいかがでしょうか?

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