確定拠出年金相談ねっと認定FP 岸田 智樹

2016年 08月 22日

確定拠出年金を始める前に・・・。

先の第190回通常国会において、確定拠出年金制度の改正等を柱とした

 

「確定拠出年金等の一部を改正する法律」が可決・成立しました。

 

これにより平成29年1月から、個人型確定拠出年金(以下DC)の加入者の範囲が拡大し、

 

基本的に全ての方が加入できるようになりました。

 

確定拠出年金は老後の資産形成において税制面で最も有効な制度となっています。

 

そこで加入を検討される方も多いかと思いますが、確定拠出年金で積み立てを始める前に、

 

幾つか確認しておきたいポイントがあるので、それをお伝えしようと思います。

 

ポイントその1
そもそも確定拠出年金を始める必要があるのか?

 

老後の備えに関するアンケートをみると、ほとんどの方が老後の生活に対する不安を持っています。

 

ではなぜ不安に思っているかというと、将来貰える公的年金がどのくらいなのか分かりません。

 

また、老後必要になる生活資金がどのくらいなのかも分かりません。

 

なので、「何となくお得なんだったら始めようかな」みたいになってしまいます。

 

ですが仮に老後必要になる生活資金を見積もってみた結果毎月30万円が必要で、

 

公的年金で支給される毎月の年金額を調べた結果30万円であったとするなら、

 

老後の生活は収入と支出が30万円で安定するので老後の備えとして特別に積み立てをしておく必要はありませんよね。

 

この様に税制面で有利な制度だからといって「取り敢えずお得だから始めてみよう」みたいな感じで始めてしまうのではなく、

 

まずは将来必要な生活資金を知ることと現時点で準備できている老後資金がいくらなのかを知ることは、最も重要なことの一つです。

 

確定拠出年金は老後の備えを行う手段として非常に良い制度ではありますが、

 

そもそも老後の備えが必要のない方(そんな方はほとんどいないと思いますが。)は無理に始める必要はないと思われます。

 

「何となく不安だから」ではなく、明確な数字をもとに老後の生活資金を計算し、

 

積立をする必要があれば税制面で有利な確定拠出年金の利用を考えられてはいかがでしょうか。

 

2つ目のポイントについては次回の記事でお伝えします。

 

将来もらえる年金が幾らなのか?

 

ねんきん定期便が届いてるけど見方が分からない!?

 

準備しなければいけない老後資金は幾らなのか?

 

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