確定拠出年金相談ねっと認定FP 福田 斉子

2017年 06月 10日

2階建て・3階建ての年金

こんにちは!確定拠出年金相談ねっと認定FP 福田斉子です。

 

最近、確定拠出年金は月々いくら払えばいいの?という質問を受けることがあります。掛金はその人その人の生活状況や生活設計などによって違いますので、まずはご自身の公的年金を把握することが大事です。

若い人たちは年金保険料を払ってもどうせ自分たちの時代になったらもらえなくなるという人がいますが、考えてみたら私の若いころにも周りで同じことを言ってる人たちがたくさんいました。あれからン十年たちましたが、あとン十年たってももらえそうですね。今頃、もらえないと言って年金保険料を払ってなかった人たちはどうしているのでしょうか?

2017年8月から法改正で10年間年金保険料を払っていれば老齢年金をもらえるようになります。しかし10年間の保険料では少ししかもらえません。保険料を払った分に見合う年金です。20歳から60歳まで保険料を払っても受け取る年金額は約80万円(月6.5万円)。10年間では約20万円(月1.6万円)です。このように数字を見るとやはり年金保険料はきちんと納めた方がいいと思いませんか。

公的年金とは

「国民皆年金」原則20歳以上の人が加入する制度で1961年にが誕生しました。これは無職の人も学生も20歳になったら全員加入して保険料を払います。

それと2階建て3階建てという言葉を聞いたことありませんか。これは国民年金と厚生年金です。もともとは自営業の人が国民年金で会社員の人が厚生年金と別々の制度でしたが、1986年から一体になり国民年金は全員が加入する基礎年金でその上に厚生年金が乗るかたちになりました。これが2階建てですね。

日本の公的年金の特徴は? 2階建て、世代間扶養…|マネー研究所|NIKKEI STYLE

3階建てというのは公的年金の上乗せで企業年金や個人型確定拠出年金(iDeCo)です。自営業の人はiDeCoが2階になりますが、国民年金基金に加入している人はiDeCoが3階になります。

第3号被保険者は第2号被保険者(会社員や公務員)に扶養されている配偶者です。第3号被保険者は国民年金に加入していますが、保険料は第2号被保険者全員で負担しているかたちになっています。この人たちも1階だけなので、iDeCoに加入することで2階建てになります。

このようにそれぞれがもらえる年金額が違います。そして、ご自身がどのような老後生活を過ごしたいか。何にお金が必要かによって用意する金額も変わってくるのです。

まずは自分がどのくらい年金額があるのかを確認してください。それからどのような生活設計でいくら足りないのかを計算してみてください。

 

次回は、ねんきん定期便で年金受給額の確認をする方法ついてお話しします。

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