確定拠出年金相談ねっと認定FP 福田 斉子

2017年 03月 24日

女性起業家とiDeCo

こんにちは、確定拠出年金相談ねっと認定FPの福田斉子です。

 

 

最近、起業したい女性が多いように感じます。

先日も、看護師をしている40歳前半の女性が起業しました。

前から塾の先生をしたいというのが彼女の希望でした。

初めは近所の数人に算数を教えていましたが、少しづつ生徒が

増えて、文筆業の仕事も収入が増えてきたので開業届を出しました。

 

開業届を出すとすぐに

「私も確定拠出年金を始めることに決めた」

「節税できるんでしょう」

「どうすればいい?」

と言われました。

 

確かに節税効果はあります。

でも、節税だけを目的にしてほしくないと思います。

 

起業し、個人事業主になると将来の退職金はありません。

公的年金も第1号被保険者なので、国民年金のみです。

 

国民年金の計算式は

780100円×加入月数÷480

仮に20歳から60歳までの40年間すべて保険料を納付しても

受給額は780,100円

月にしたら約65,000円です。

 

この女性は、過去に会社員だったこともありますのでその分の

厚生年金が上乗せされます。

が、勤めていた時期は短く、パートで第3号被保険者の期間が長かった

ので、厚生年金の上乗せは少額でしょう。

 

そのことを考えると確定拠出年金は節税目的ではなく、彼女自身の老後の

資金と考えたほうが良いと思います。

 

では、iDeCo(確定拠出年金)を始めるために最初にすることは運営管理機関を決めることです。

運営管理機関とは、確定拠出年金の窓口となる金融機関です。

銀行、証券会社、損害保険会社などがあります。

この運営管理機関には手数料がかかりますが、運営管理機関ごとに手数料が違います。

あまり高いところでは、せっかくの老後資金が減ってしまいます。

 

手数料はどのくらいかかるでしょう。

加入時に国民年金基金連合会に支払う手数料2777円(初回のみ)かかります。

これはどこの運営管理機関でも同じです。

毎月かかる手数料があります。

国民年金基金連合会へ103円

事務委託先金融機関に64円

これらの手数料もどこの運営管理機関でも同じです。

 

では、何がちがうのでしょう。

運営管理機関の口座管理手数料が違います。

ある運営管理機関は資産残高が一定以上になると0円になるというところもあれば、

600円超えるところもあります。

仮に口座管理手数料が600円の運営管理機関を選ぶと30年で216,000円になります。

口座管理手数料が167円の運営管理機関では60,120円です。

その差は155,880円です。

iDeCo(確定拠出年金)の掛金が少ないとコスト負けしてしう場合があるので

手数料には注意しましょう。

 

口座管理手数料を調べるのは、iDeCoナビ(確定拠出年金ナビ)というサイトがあります。

www.dcnenkin.jp/search/commission.php

ここで口座管理手数料を比較・確認することができます。

現在キャンペーンなどをしている運営管理機関もあるので、iDeCoナビで3~4機関

選んで資料請求をするのが良いと思います。

 

まずは、資料請求をしてください。

 

 

 

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