確定拠出年金相談ねっと認定FP 福田 斉子

2017年 03月 10日

企業型の導入って、そんなに時間がかかるの?

こんにちは!

確定拠出年金相談ねっとわーく認定FPの福田斉子です。

 

 

ずーっと、気になっていた確定拠出年金。

企業型なら65歳まで延長できるって聞いたから、

確定拠出年金始めようと思ってる。

と、59歳の社長がやっとやる気になり、

2月の半ば過ぎにご相談がありました。

この社長の誕生日は5月の終わりです。

               

まず企業型を導入するときには

  • 厚生局への申請書類を作成するため企業情報シートや就業規則、

保険料納入告知額領収済額通知書等の書類の提出が必要です。

  • 申請書類が届いたら従業員への説明をし、労使合意の証明書等の

書類を提出します。

  • それから約2か月後に管理者IDが届きます。
  • 加入者登録を受付、加入者IDが発行され

各加入者にスターターキットを配布します。

そしてようやく翌月から制度開始となります。

 

この間約6か月!

 

このように実際に掛金が引落されるまでに時間がかかります。

順調に書類の不備がなく進んだ場合でも6か月。

書類に不備があり、厚生労働省とのやりとりに

時間がかかれば7か月、8か月とかかってしまいます。

 

不備なく進んだ場合でも、

こちらの社長は誕生日に間に合いません。

 

日々の仕事が忙しくて、なかなか老後のことまで

真剣に考える時間がないという方も多いと思いますが、

少しだけご自身のことを思いやって、先々のことを考えてください。

 

また、こちらの社長のように真剣に考えた時には

遅すぎた!

そう思ったら、従業員には同じ失敗をしないように

福利厚生を考えてあげてはいかがでしょうか。

 

従業員の老後は社長よりまだ先の方が多いと思います。

子育てにお金のかかる時期になかなか自分の老後を

真剣に考える余裕はないという方が多いでしょう。

会社が従業員の老後を考えてくれたら、

仕事の励みにもなります。

それをきっかけに従業員自身が

老後を真剣に考え始めることができると思います。

 

そして社長ご自身は、確定拠出年金に間に合いませんでしたが、

NISAという方法もあります。

こちらの社長は確定拠出年金が間に合ったとしても

掛金を拠出できるのは65歳までの5年間です。

NISAも5年間と同じです。

掛金は確定拠出年金なら66万円ですが、NISAなら120万円です。

そしてNISAも確定拠出年金と同じく運用益が非課税になります。

 

確定拠出年金は従業員の福利厚生として導入して、

社長ご自身はNISAで老後資金を確保されるとよいと思います。

 

実際にこちらの社長は、この方法で進め始めました。

 

これを機会に従業員の皆様がご自身の老後を真剣に考え、

周りの方たちにも確定拠出年金という制度が広がっていってほしいと思います。

 

会社で導入を考えている社長さん方がいらっしゃいましたら、

相談ネットのFP福田までご相談にいらしてください。

Tags:

コメントは受け付けていません。