確定拠出年金相談ねっと認定FP 木田 美智子

2017年 10月 13日

NISA・つみたてNISAはどちらか1つを選べます!(注意すべきことNO.2)

こんにちは。
確定拠出年金相談ねっとわーく認定FPの木田美智子です。

知っていることなら、すらすら理解できても
知らないことは、読んでいても教えていただいても
ちんぷんかんぷんていうことありませんか?

Photoshopの使い方を調べようと本を購入して
知りたいことを調べました。

ところが、知らない用語だらけで結局調べたい内容までたどり着くことができませんでした。。

時間ばかりかかってもったいないと感じてしまいました。
そんな時、近くに詳しい人がいたらいいのになあっていつも思います。

 

投資のことも同じように感じています。
今まで未経験の方にお話すると難しく感じられるようなのですね。
そんな視点でみると注意事項って難しく書いてあるように感じます。
やっぱり、注意すべきことは知ってから始めたいですよね。

 

つみたてNISAの注意点、簡単にまとめていきますね。
SBI証券の注意事項より(前回の続きです)

非課税投資枠が設定され、売却するとその非課税投資枠の再利用はできません

NISAの非課税投資枠は年間120万円(2014~2015年は年間100万円)、つみたてNISAの非課税投資枠は年間40万円までとなります。NISA・つみたてNISAの非課税投資枠は途中売却が可能ですが、売却部分の枠の再利用はできません。また、投資を行わなかった未使用枠の翌年以降への繰越しはできません。
投資信託における分配金のうち特別分配金(元本払戻金)は、従来より非課税でありNISAつみたてNISAにおいては制度上のメリットは享受できません。

NISAは年間120万円まで購入でき、つみたてNISA年間40万円まで積立できます。これは預ける時の制限です。非課税枠は年間使える金額が決まっています。

途中売却は途中で貯めていた投資信託を払いだすことです。一部でも全部でも必要な分だけ払い出しできます。もちろんいつ払い出してもOKです。運用で増えた分も非課税で払い出しできるのがNISAやつみたてNISAの最大のメリットですね。
例えばNISA口座で2年前に120万円投資信託を購入していましたが、150万円になっていたケースで見てみます。ちょうど学費で使いたいので150万円払い出しました。そうすると2年前の120万円の枠は0円になりますね。この枠を使ってあとから購入することはできません。

非課税枠はその年の預ける金額だけで判断されます。払い出しは関係しませんので、ご注意くださいね。

特別分配金(元本払戻金~投資信託を購入した時より、基準価額が下がることがあります。値下がりした時に出た分配金には税金がかかりません。もともと非課税なのでNISA口座に入れてもいれなくても同じことになります。

 

損失は税務上ないものとされます

NISA・つみたてNISAの口座で発生した損失は税務上ないものとされ、一般口座や特定口座での譲渡益・配当金等と損益通算はできず、繰越控除もできません。

NISA・つみたてNISAの口座で損失がでたときは損失はなかったものとしてみてくれません。
払い出した年にNISA口座分マイナス20万円、課税口座分がプラス10万円だった場合、損益通算はできません。10万円に対して20.315%の税金がかかります。課税口座どおしならなら、+10万円と-20万円で相殺され税金はかかりません。さらに-10万円は翌年に繰り越しができます。

簡単事例 *払い出した時、NISAで30万円プラスになった時

      *払い出した時、NISAでマイナスが出た時

NISA とつみたてNISA はいずれかの選択制です

NISA・つみたてNISAは選択制であり、同一年に両方の適用を受けることはできず、原則として変更は各年においてお申し込みいただく必要があります

NISA口座をすでに利用されている方は、マイナンバーの登録手続きされていますか?
マイナンバーの登録も必要になっています。そのうえでつみたてNISAの予約受付を行いましょう。予約受付フォームから登録をおこないますと、「勘定変更依頼書」が送られてきます。書面の提出をすることで、翌年のつみたてNISAを使うことができるようになります。

※書類の名称は金融機関により異なります。電話で請求するところや申し込みフォームがあるところもあります。

SBI証券ホームページより

 

つみたてNISAでは積立による定期・継続的な買付しかできません

つみたてNISAでのお取引は積立契約に基づく定期かつ継続的な方法による買付に限られます。

SBI証券の積立ルール
事前に設定コース(毎日・毎週・毎月・複数日・隔月)とコース内での申込金額と申込設定日の設定を行うことにより、積立買付可能ファンドを決められた頻度で自動買付いたします。また、ご希望により年2回まで特定の日付(「ボーナス月コース」)を設定することも可能です。

ということで、あなたが決めた積立日と金額で定期的に購入していくことになります。設定しておけば自動で積立されます。

 

つみたてNISAではロールオーバーができません

つみたてNISAはNISAと異なり、ロールオーバーにより口座内に保有されている商品を異なる年分の勘定に移管することはできません。

NISAの期間は5年間です。5年経った後はロールオーバーと言って、そのまま5年間継続することもできます。つみたてNISAには20年後はそのまま継続という仕組みはありません。NISAからつみたてNISAへのロールオーバーもできません。また、年間40万円はその年の分として扱われますから、限度額があいている年があっても移すことはできないのです。

 

つみたてNISAでは信託報酬等の概算値が原則として年1回通知されます

つみたてNISAで買付した投資信託の信託報酬等の概算値を原則として年1回通知いたします。

信託報酬というのは、投資信託に係る手数料です。年率で示され、日々残高に基づいて計算され、全体の収益から引かれるものです。つみたてNISAはこの手数料が安いものが選ばれています。1年に1回この手数料がおよそいくらかかったのか教えてくれます。全体で計算がされるものなので概算値となります。

 

つみたてNISAでは基準経過日における氏名・住所の確認が求められます

つみたてNISAでは口座を設定してから10年経過日、および以後5年を経過するごとに氏名・住所等の確認が必要となります。当社がお客さまの氏名・住所等が確認できない場合にはお取引ができなくなる場合もございますのでご注意ください。

つみたてNISAは20年にも及ぶ長い期間継続していく商品です。途中で住所が変わったりお名前が変わったりいろいろあると思います。変更があったら、変更の手続きをしておきましょう。10年目と15年目にはチェックが入りますから、お手紙が届かないというようなことのないよう気を付けてくださいね。

 

注意点2 まとめ

*NISAは120万円、つみたてNISAは40万円、年間限度額は1年単位で使うことができ払いだしたら空いた枠を使うことはできません。
*運用益は非課税の代わりに損失はなかったものとみられます。(損益通算できない)
*つみたてNISAは積立で定期購入します。
*つみたてNISAは20年後の継続はありません。
*つみたてNISAは年1回、手数料の報告があります。
*住所や名前の変更があったら変更届を出しましょう。

 

つみたてNISAについて
金融庁がわかりやすい
つみたてNISA早わかりガイドブック」を作成しています。

参考になさってくださいね。

 

注意点もポイントだけ抑えておけば、大丈夫です。

わからないことがありましたら、ご相談ください。

お待ちしています。

コメントは受け付けていません。