確定拠出年金相談ねっと認定FP 木田 美智子

2017年 05月 28日

小学生のおこづかいいくらあげたらよいの?

みなさん、こんにちは。

確定拠出年金相談ねっとわーく認定FPの木田美智子です。

おこづかい帳2

 

確定拠出年金を始めた由紀子さんからのご相談のお話です。

由紀子さんには小学校2年生、4年生のお子さんがいます。

そろそろおこづかいをあげようかと考えています。

でも、いったいいくらをあげたらよいのか。

そして、どんなふうにお金のことを教えてあげたらよいか困ってご相談に来られました。

 

子供の時のお金の使い方はとっても大切なのです。

そのまま大人になったときに大きく影響します。

子どもの時のお金の使い方が習慣になっていくからです。

 

私は、小学校の家庭科で金銭教育の部分、「上手なお金の使い方」を教えています。

授業の中では、買いたいものがあった時、

「必要なものなのか、欲しいものなのかで優先順位を決めます。買うと決めた時でも

品質、性能を調べ、どこで買うかを考えます。そして目的ににあっているかを確認し

てから買い物をします。買った後にはよい買い物ができたらどうかを

振り返ります。」このステップを教えています。

欲しものをすぐ買わないで、その前に比較検討することは大切です。

欲しいものがあったとき、すべて買っていたらお金は足りなくなってしまいます。

物を大切にしたり、自分の欲望をコントロールする力も身に付きます。

また、大きな買い物は貯めて買うこと

金額が大きいと自分のおこづかいだけでは買えないこともあります。

そんな時には、計画的に貯めて買うことを学ぶことができます。

大人になって信用力のある人になるお話も含まれています。

 

アンケートの中では、

 ・今まで欲しいものはすぐ買っていたけど、もっと必要かどうか考えて買うようにします。

 ・お金を無駄に使わないで貯めて使います。

 ・たくさん使ってしまうお母さんに教えてあげます。 など

お金を大切に使いたいという感想が多くあります。

子供たちは学びを素直にとらえて、自分の中に取り入れていく力を持っています。

だから、この時期にお金の使い方をしっかり教えてあげることはとても大切に感じます。

 

お金はご家族が働いて得た収入だから、大切に使わないといけないということを

しっかり由紀子さんもお子様に伝えていただきたいのです。

 

 

5.6年生の子供たちの中でもおこづかいをもらっていない子はいます。

やはり、ご家族の方の考え方が影響してきます。

由紀子さんのように、お金の管理ができるお子様にしたいとの考えで

始めることも方法です。

 

授業の中では「おこづかい帳の記帳ゲーム」をしています。

おこづかい帳をつけていると答えるお子様は、とてもしっかりした理由を教えてくれます。

きっかけはお母さんに勧められてというお子様が多いです。

おこづかいをつけていると「いついくら何に使ったかがわかること」「お金の残高がすぐわかる」

「計画的にお金を使うことができるようになる」など良い点がたくさんでてきます。

 

「おこづかい帳の記帳ゲーム」のあとは、「これからはおこづかい帳を付けるようにします。」

というお子さまの意見がたくさんでてきます。

おこづかい帳

 

由紀子さんにも

おこづかいをあげることをきっかけにおこづかい帳も一緒に習慣化させてあげると

お金の管理がきちんとできるようなお子様になりますよ。

とアドバイスをしています。

由紀子さんの姿をお子様がお手本にしますから、お母さんのお金の管理の仕方をしっかり見せてあげたいですね。

お母さんは子供のお手本です。親の行動はいつも見られているということです。

 

行動チェックリスト

*欲しいものはすぐ買ってしまう

*「必要ないのに買ってしまった」と後悔することがよくある

*家計簿はつけていない

*1か月の生活費はよくわからない

*我が家の資産を知らない

*どちらかといえば見栄っ張りかも

*こどもが欲しいというとすぐ買ってあげてしまう

*人に頼まれたり勧められると断れない

*クレジットカードのリボ払いや分割払いをよく利用する

*キャッシングをよく利用する

生活

 

計画性を持ちましょう

*貯金をしていますか?

*それは何のための貯金ですか?

*お子様の教育費、どれくらい必要か考えていますか?

*老後はどんなふうに暮らしたいですか?

*年金をどれくらいもらえるか知っていますか?

 

こんなチェック表をお見せしましたが、由紀子さんは老後のこともしっかり考えて

確定拠出年金iDeCoをスタートされた計画性も行動もきちんとされた方です。

だから自信をもってお子様へのおこづかいをスタートされてはいかがですか?とお話しました。

 

だってお母さんと一緒に使ったお金の振り返りを出来ますからね。

由紀子さんが家計簿をつけるとき、お子さまもいっしょにおこづかい帳つけてもらったら

楽しく続けていくことができ、しっかり習慣になっていくことでしょう。

 

ちなみに平成25年の子供のおこづかい額(月平均)は

小学校2年生で893円 小学校4年生で975円です。

これを参考におこづかいの金額を決めてはいかがでしょうか?

 

こどものおこづかい金額(月平均)

 

小学校

1・2年生

小学校

3・4年生

小学校

5・6年生

中学生 高校生
平成17年  904円 1,021円 1,285円 2,877円 6,813円
平成19年  759円 1,216円 1,436円 2,961円 6,641円
平成21年  826円   905円  1,150円  2,552円 6,045円
平成23年  553円    860円  1,370円 2,513円  5,651円
平成25年  893円    875円  1,121円  2,783円  5,337円

 《金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」より》

 

年齢とともに使うお金の金額も増えていきます。小学生の今からお金のことも教えていきましょう。

未来を担う子供たちにしっかりお金の使い方が身に付きますように

願っています。

~~~~~ おこづかい帳のつけ方は 次回に続きます ~~~~~

私は金融知力普及協会の金融知力インストラクターとして、

お金のことをやさしくお伝えする活動もおこなっています。

 

特定非営利活動法人 金融知力普及協会 ホームページ  

知るぽると (金融広報中央委員会)

 

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