確定拠出年金相談ねっと認定FP 木田 美智子

2017年 03月 27日

「バランスファンド」と「ターゲットイヤーファンド」どちらを選べばよいの?

「バランスファンド」と「ターゲットイヤーファンド」どちらを選べばよいのですか?

投資が全く初めての沙織さんからのご相談です。

初めてイラスト

 

沙織さんは現在30歳。ご主人様(33歳)、お子様(0歳、3歳)と4人で生活しています。

沙織さんは保育園にお子様を預けて厚生年金を掛けて働いています。ご主人様も厚生年金です。

生活費は毎月30万円でやりくりしています。生活費で全部使ってしまい、貯金ができていませんでした。

これで子供たちの学費や老後は大丈夫なのか不安になってきました。

そのため、金融機関のホームページで何か方法はないか、調べていて「確定拠出年金iDeCo」のことを知りました。

加入したいと思っても、どこを選べばよいかわからずご相談に来られました。

お子様の教育費のことも考慮しながら、「確定拠出年金iDeCo」スタートすることになりました。

会社員の沙織さんは2万3千円積立することができます。

まず初めに、金融機関の選び方を「iDeCo(個人型確定拠出年金)ナビ「モーニングスター」

サイトご案内して、金融機関を選んでいただきました。

 

次に困ったのが運用商品選びです。

沙織さんは投資信託を1度も購入したことがありません。

商品ラインナップを見てもどれを選ぶか迷うばかりです。

*沙織さんのご希望はお子様が小さいため、手間がかからないもの。

*知識がなくてもよいもの。

 

沙織さんのご希望から、バランスファンドターゲットイヤーファンをご案内しました。

このバランスファンドターゲットイヤーファンドの違いについては

 

確定拠出年金相談ねっと 相談事例集

「バランス型とかターゲットイヤーってありますがなんですか?」

に記載させていただいています。細かい内容はそちらをご参照ください。

簡単にまとめますと

「バランスファンド」幕の内

 幕の内弁当のようなものです。あらかじめ投資の対象となるものを詰め合わせてくれていますから、自分でポートフォリオを考えなくても大丈夫。レストランに行った時も、コース料理を頼めば悩まなくてよいですよね。コース料理のお蔭で、自分が選ぶより、おいしいものを安く食べられたりします。リバランスという定期的なメンテナンスも省けます。リバランスは自分で決めた配分を、例えば日本債券25%・外国債券25%・日本株25%・外国株25%にしたとします。1年に1回くらいは配分が変わっていないか、チェックしをしましょうとお勧めしています。それは、株や債券の比率をもとの配分になるように増えているものを売って、安くなっているものを買うことなのです。それをすることで、増えているものの利益確定ができます。また、下がっているものを安く買うことができるのです。効率的に増やす方法としてお勧めしているものです。積立金額で調節することもできますね。

 バランスファンドは決算ごとにリバランスを自動でしてくれますので、専門家が投資対象を選びもとの割合に戻してくれます。

 

「ターゲットイヤーファンド」

オリンピック選手のスペシャルメニューのようなものオリンピック

2020年の東京オリンピックとても楽しみに待っていらっしゃる方も多いことでしょう。選手の方でしたら、その時最高の結果を出せるように、毎日のルーティンを決めていたり、練習方法もケガをしないようにメニューを換えたり調整されています。食事もそうですよね。体調管理はとても重要です。練習も食事も現在と直前では違っているはずです。投資に関しても、60歳の受け取りに合わせて、投資対象を値動きの大きい株式の比率を下げていってくれる商品です。ターゲットイヤーファンドは、資産配分も自動で変更してくれますから、までそのままにしておくこともできるとても親切な商品です。それだけ手間がかかっていますから、バランスファンドより信託報酬が少し高くなっています。

 

沙織さんは、このどちらかを選ぶことを決めました。

SBI証券のホームページから

商品の見方をお伝えしました。

そして、

 

ポイント

1.手数料を考慮する

2.投資対象・残高・過去の運用結果をチェック

3.自分の好みを選ぶ

 

やっぱり、自分の好みは大事です。長くお付き合いするものですから。

だから、自分で調べてみて、これは自分に合っていると感じたものが良いのです。

応援団になれますから。

 

沙織さんにはドルコスト平均法のお話もしています。

投資は長い期間の中で上がったり、下がったり変化していきます。

時代の流れで、世界に目を向けていくことも必要です。

日本の高度成長期はすごかったですよね。

これから以前の日本のように成長していく国はどこだろう。

成長していく分野は何だろう。

そんなことも考えながら選んでみてくださいね。

とお伝えしました。

 

このお話はまた次回に続きます。・・・

子供たち

 

 

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