確定拠出年金相談ねっと認定FP 木田 美智子

2017年 03月 14日

夢を叶えるライフプラン!!

確定拠出年金相談ねっとわーく認定FPの木田美智子です。

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少し早く咲く華やかな寒桜があちこちで見られるようになってきました。

この時期は、4月からの人事異動や、学校の進学、進級のご準備で忙しい

季節でもあります。

 

そんな時、会社員として働く裕美さんからご相談がありました。

裕美さんは、ご主人様のご両親、ご主人様、そして小学校5年生、

中学校2年生の5人で暮らしていらっしゃいます。

裕美さんは、厚生年金でずっと働く予定です。できれば65歳までと考えています。

ご両親様と同居のお蔭で子育て期間中も仕事を継続することができました。

ご主人様は個人経営の会社にお勤めで、国民年金です。

 

ご両親は年金暮らしで、裕美さんの家計にお金を入れる余裕はありません。

そして、ご主人さまと裕美さんのお給料を合わせても、

やっと生活していけるほどで、余裕がありません。

そんな状況でも、お子様には不自由のないように塾に通わせていました。

裕美さんは、社内預金で毎月5万円を積み立てされていました。

お子様の願いを叶えてあげるためです。

外食も旅行なども控え、買い物を必要なものに抑えながら

家計のやりくりを頑張っています。

ご主人様は、ご両親を見ていて、老後の事が心配になってきました。

裕美さんに度々不安を訴えます。そのため、老後の準備によいと

聞いた確定拠出年金を掛けてみようか思いとご相談に来られました。

 

お子様は、ご自分の進みたい道をしっかり決めて、塾に通い頑張っています。

お子様の願いは叶えてあげたいとご両親とも思っています。

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裕美さんに確定拠出年金iDeCoのメリットをお伝えしました。

節税しながら老後資金の準備ができますから、老後資金づくりには

最適な制度なのです。

 

個人型確定拠出年金iDeCo を利用した場合

メリット

デメリット

・掛金は全額所得控除

運用益が非課税

受取も優遇

 一時金~退職所得控除

 年金~公的年金控除

・自分専用の老後資金を準備できる

・60歳まで払い戻しできないのでしっかり老後資金の

   準備ができる

・受取年齢を60歳~70歳までの間で選べる

 

・一定の手数料が自己負担

・運営管理機関を自分で選び、手続きはすべて

   自分で行う。

・運用も自己責任

・加入後の最低金額5,000円から。

・優遇があるので、金額に上限がある。

・60歳まで払い出しできない。

・貸し付けが受けられない。

・加入期間10年未満は支給開始年齢が

 加入期間により61歳~65歳に遅れる

 

 

ご主人様の老後不安を少しでも軽減させるために、裕美さんは何かできないか

一生懸命考えていらっしゃいました。なんとか応援したいですね。

 

年金定期便から将来の見積もりを計算してしてみると、裕美さんの厚生年金と国民年金だけでは

生活費だけでもざっと2,400万円の不足となりました。

 

家計を住宅ローンの支払いをしながら、切り詰めて生活している裕美さんには

5,000円を積みたてすることも厳しいという事がわかってきました。

 

iDeCoは、最低金額が5,000円からです。裕美さんは23,000円まで

積みてすることが出来ます。ご主人様は68,000円まで積み立てすることが

できます。60歳まで置いてもよい資金があれば、すぐ始めた方がよいでしょう。

ですが、裕美さんのケースでは、お子様の教育費でこれからが大きな金額が

必要になってくる時期です。daigaku

 

お子様の教育資金の準備が出来てから始めることをご提案

しました。

 

教育資金の必要金額はリクルートのみらい家計シミュレーションで

お子様の希望に合わせて、簡単に計算を出すことができます。

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リクルート miraisim.iction.jp/main/form

選んだ進学予定に応じて、各費用項目ごとに 国の統計データに基づいた平均値が 自動で入りますので

金額がわからない場合でも シミュレーションができます。 金額の想定がある場合は数値を変更してください。

裕美さんはお子様お二人の大学費用の半分は学資保険で準備しています。

お子様の希望を叶えるためには、計算をするとお二人分で私立文系・私立理系で計算すると

学資保険以外にもあと600万円ほどこれから準備が必要です。

このまま積立を続ければ、達成できる金額です。

 

さらにマンションの修繕費も用意したいとのお考えでした。

中古マンションを購入した関係で、300万円ほど見積りました。

 

 

60歳まで、払い出しできない確定拠出年金iDeCoは、上のお子様が大学を卒業された

タイミングで、再検討して頂くようお話ししました。お二人とも65歳まで働く予定で

います。iDeCoで68,000円×8年=6,528,000円 23,000円×10年=2,760,000円 

節税金額所得税・住民税で979,200円+414000円=1393200円 を貯めていく。

さらに由美子さんの社会保険料分も会社型の場合は節税できますので予備費と考えます。

そして、iDeCoの他にも教育資金がいらなくなると5万円の積み立てが可能です。

60歳までの積立金600万円、そしてiDeCoで約1068万円、60歳から65歳まで積立金額を

毎月12万円として720万円となり、ほぼ2400万円が確保できます。

裕美さんの退職金も先輩の受け取り状況から800万円ほどは出る見込みです。

老後のシミュレーションをしたことでご主人様の心配も軽減され

家族全員で、お子様の夢実現を応援することができるようになりました。

 

今無理をしてしまうと、大学を出て目指す道に進むことが厳しくなることが予想されます。

お二人の働き方で収入アップの方法があるか、また、長期間ドルコスト平均法を使って

資産運用を行っていくことなど、他の老後資金づくり対策も

一緒に検討していくことになりました。

 

老後のご準備はとても大切な事です。

しかし、今の夢や目標を実現できるものでなければ意味がありません。

今も未来も幸せでいるために、

家族の願いを叶えるライフプランを立てていきたいものです。

 

確定拠出年金iDeCo商品性をしっかり理解しながら、

加入するタイミングを選ぶことも大切ですね。

 

未来のために頑張っているお子様を応援することから

始めていく事になったケースです。

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