確定拠出年金相談ねっと認定FP 木田 美智子

2016年 10月 29日

貯金が大好き!!あなたは進化していますか?

ol貯金が大好きな沙弥香さん(37歳)は独身です。

貯蓄好きのお母さんを見て育ったせいか

お給料から毎月しっかり貯金して総額1300万円あります。

最初のころは定期預金に預け替えしていましたが

最近はマイナス金利であまり変わらなくなって

しまったので、普通預金にほったらかしになって

います。なんと800万円もそのままです。

 

この若さで1年間に100万円ペースで貯めていて

お母様をお手本にした貯蓄法がしっかり身についていますね。

とても立派です。

 

忙しい仕事についていらっしゃる方や

以外にも20代の方が、普通預金にだけで管理しているのを

お見かけします。もったいないですね。

 

沙弥香さんはどうしたらよいのでしょうか?

人生は100年時代です。貯める習慣がしっかりできている

沙弥香さんタイプの人は自己責任時代の貯蓄法に

変えていく事をお勧めします。

 

あとは、21世紀型の貯蓄の方法に進化していく事です。

それは、非課税メリットの代わりに節税メリットを

使っていく方法です。

最後にお伝えしますので楽しみになさってくださいね。

 

20世紀と21世紀では大きな変化が起きています。

20世紀は「全体主義の時代」でした。

日本の国が成長期だった頃、

「メインバンク制度」護送船団方式と言われ

国が銀行を支えていました。

銀行にお金を預けていれば、高い金利でお金を増やすことも

できたし、老後には年金が用意されていました。

そのころは「平等の社会」を目指していたのです。

どこの金融機関に預けても金利は同じで、守られていました。

そして「一億総中流社会」が1980年代に実現したのです。

一生懸命働いて貯金をしていれば幸せを感じられた時代です。

そのころのアイテムは「預貯金」と「保険」・「個人年金」でした。

高い金利で運用でき、それだけでも普通に個人の生活を

送ることができました。20%e4%b8%96%e7%b4%80%e5%9e%8b

 

21世紀は大きく「個人主義の時代」に変わりました。

個人が会社に、会社が銀行に、銀行は国に支えられる

日本型パラダイムは徐々に薄れてきました。

少子高齢化により、変化はさらに大きく広がっています。

国の政策では「一億総活躍社会」人口減少の中でも、

「一人ひとりが自分らしく輝ける社会」

を目指しているのです。

どういうことか考えてみると、働き方も、ライフスタイルも

多様化し、幸せの形も様々になってきたということ。

終身雇用・年子序列がなくなってきて、キャリアアップして

新しい価値観を求めていく人も増えています。

つまり転職をして、より自分らしさを求めていく時代なのです。

皆さんの周りの方でもそういう方を見かけませんか?

それに伴い資産形成の方法も変わってきています。

1つの会社で長く働き老後の頼もしい味方だった退職金制度も

短期ではとても少なくなりますよね。35年以上の勤続年数の退職金でも

平成20年と平成25年の5年間で平均値が約200万円も減少傾向しています。

長く働いた場合でも、退職金は減少傾向にあるので今までより多く

老後資金の準備が必要ということになります。痛いですよね。

そして低金利時代に、以前と同じように預貯金だけを使って

自分の一生分の資産を築くことがとても難しくなっているのです。

金融も大きく変化しています。

金利はマイナス、貯蓄型保険や終身年金は

多くの保険会社が商品を廃止したり、商品性を変えています。

企業が用意してくれていた

「適格退職年金」は平成24年に廃止

「厚生年金基金」は多くが解散、廃止の方向に向かっています。

「確定給付年金」も運用難に陥っています。

国の年金制度でも、

 厚生年金と共済年金は2015年10月に統合されました。

 また、安定した社会保障のため年金の支給額の減額などを巡って議論されています。

人生100年時代を意識した資金計画も必要になってきたということなのです。

 

 

さあ沙弥香さんはこの21世紀型に進化するために必要な事

それは沙弥香さんの望む幸せを実現するために

目的に合わせてお金のグループ分けをしてみることが大切です。

 

沙弥香さんは現在独身です。

これからの資金がどのように動くかまだ分からない状態です。

結婚費用、子育て費用、住宅資金など大きな支出があるかも知れません。

 

お金の目的で3つに分けよう

①    生活資金

②    目的資金

①    将来のための余裕資金

生活資金としてすぐ使える

口座に入れる

旅行・結婚資金・教育資金

住宅資金など

10年以上先に使う予定の

お金、老後資金

●普通預金(銀行)

●通常貯金(郵便局)

●MRF(証券会社)

●定期預金(銀行)

●定期貯金・定額貯金(郵便局)

●個人向け国債

NISA

確定拠出年金

変額年金保険

 

21世紀型の貯蓄とは%ef%bc%92%ef%bc%91%e4%b8%96%e7%b4%80%e5%9e%8b

 キーワード「節税」「資産運用」です。

さらに「個人主義」も加えていくと

最適な商品が見えてきます。

 

 答えは 「確定拠出年金」 です。

節税メリット抜群なこの制度を活用して自分だけの

人口減少にも負けないオリジナル退職金を

作っていくことができます。

沙弥香さんのように貯金大好きな方にはぴったりの制度ですね。

60歳まであと23年あります。

企業年金のない会社にお勤めの沙弥香さんは

個人型確定拠出年金に毎月2.3万円積立することができます。

総額634.8万円元本で貯まります。

節税メリットを生かしてこの個人型確定拠出年金で運用していきましょう。

まずは制度に加入することがスタートです。

私は、沙弥香さんのように初めて制度に加入される方の

お手伝いをしています。

 

わからないことがあったら、お尋ね下さい。

利用されていらっしゃらない方、本当にもったいないと

感じているのです。%e3%83%96%e3%83%bc%e3%82%b1

 

FP未来への扉ホームページにも

コラムアップしました。

 fpmirai.net/blog/

 

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