確定拠出年金相談ねっと認定FP 木田 美智子

2016年 10月 04日

タイムワープしてみたい80歳

80歳になる豊代さんのところに、介護保険料の明細書が届きました。%e3%82%bf%e3%82%a4%e3%83%a0%e3%83%af%e3%83%bc%e3%83%972

受け取っている年金は国民年金のみ。他の収入は一切ありません。

年金69万円の中から、介護保険料と健康保険料で約4万円。

年金から引きますよというものでした。

 

今年からデイサービスも通い始め、記憶も怪しくなってきたこの頃。

手紙の内容が理解できず、何度も読み返していました。

 

横浜市の介護保険を調べてみました。

平成27~29年度の保険料は下表のとおりです。

基準額:年額71,880円(月額換算5,990円)

<本人が市民税非課税>

段階

対象者

基準額×割合=保険料

第1段階

生活保護または中国残留邦人等支援給付受給者 市民税非課税世帯かつ老齢福祉年金受給者

71,880円×0.40=28,750円(※1) 軽減前【71,880円×0.45=32,340円】

第2段階

同じ世帯(※2)にいる方の全員が市民税非課税

本人の〔公的年金等収入額(※3)+合計所得金額(※4)〕が80万円以下の方

71,880円×0.40= 28,750円(※1) 軽減前【71,880円×0.45=32,340円】

第3段階

本人の〔公的年金等収入額+合計所得金額〕が80万円を超え120万円以下の方

71,880円×0.60=43,120円

第4段階

本人の〔公的年金等収入額+合計所得金額〕が120万円を超える方

71,880円×0.65=46,720円

第5段階

同じ世帯に市民税課税者がいる方

本人の〔公的年金等収入額+合計所得金額〕が80万円以下の方

71,880円×0.90=64,690円

第6段階

本人の〔公的年金等収入額+合計所得金額〕が80万円を超える方

71,880円×1.00=71,880円

<本人が市民税課税>

段階

対象者

基準額×割合=保険料

第7段階

本人の合計所得金額が160万円未満の方

71,880円×1.10=79,060円

第8段階

本人の合計所得金額が160万円以上250万円未満の方

71,880円×1.27=91,280円

第9段階

本人の合計所得金額が250万円以上350万円未満の方

71,880円×1.55=111,410円

第10段階

本人の合計所得金額が350万円以上500万円未満の方

71,880円×1.69=121,470円

第11段階

本人の合計所得金額が500万円以上700万円未満の方

71,880円×1.96=140,880円

第12段階

本人の合計所得金額が700万円以上1,000万円未満の方

71,880円×2.28=163,880円

第13段階

本人の合計所得金額が1,000万円以上の方

71,880円×2.60=186,880

※1 消費税による公費を投入し、第1~2段階の割合・保険料額を軽減します。

※2 世帯…原則として4月1日現在での住民票の世帯を基準としています。

※3 公的年金等収入額…国民年金・厚生年金など課税対象となる年金であり、遺族年金・障害年金など非課税となる年金は含まれません。

※4 合計所得金額…前年の収入金額から、必要経費等を差し引いた金額です。譲渡所得の特別控除や損失等の繰越控除を行う前の金額です。

《横浜市ホームページより》

一般の人で71880円。

年金だけの非課税世帯(第2段階)で32340円。

少ない年金から引かれてしまいます。

その他、健康保険料も引かれます。

 

豊代さんは今病気をしていません。貯金を取り崩しなんとかやりくりできているけど

もっと弱くなった時、足りるのか心配と話しています。

「戻れるなら、自分のために何か準備しておけば良かった!」

豊代さん、若い時には、一生懸命働くばかりだったと言います。

 

今から30年前は1986年、そのころ50歳でした。

日本が絶頂期にあった頃ですね。

不動産は上がるもの。金利は6%。

将来は年金で悠々暮らせるもの。

そんな時代でした。

少子高齢化で年金が減らされてしまうことは

考えてもいませんでした。

でもタイムワープはできません。%e5%af%8c%e5%a3%ab%e5%b1%b1

 

これから老後を迎える私たちは、未来も幸せな自分でいられるよう

今できることは何かを真剣に考えて行動しよう。

これからは、富士山の山頂から5合目まで下りるくらい

変化が大きいかもしれないのだから

 

そのステップ1は

自動で貯められる仕組みを作る事。

老後の自分への贈り物に最適な確定拠出年金。

なるべく早くスタートすることだろう。

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私は、初めの一歩を応援するファイナンシャルプランナーです。

お気軽にご相談ください。

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