確定拠出年金相談ねっと認定FP 木田 美智子

2018年 03月 22日

3月にiDeCoスタート。1年間の運用成績の見方はどうするの?

こんにちは。

確定拠出年金相談ねっと認定FPの木田美智子です。

 

昨年3月から確定拠出年金iDeCoをスタートした優菜さんから

1年過ぎたのですが、運用成績はどこを見ればよいですか?という質問を受けました。

結果の確認にはちょうど良い時期ですね。

 

例えば、会社でも3月に決算を迎えられる方は多いのではないでしょうか?

この時期になると、1年間の総仕上げになります。

数字目標は達成できたでしょうか?

活動目標は達成できているでしょうか?

振り返ってもうひと頑張りしよかって思う時期かと思います。

 

数字目標のある方は特に必死に取り組まれていらっしゃることでしょう。

30年以上そういう目標に向かっていましたのでよくわかります。

3月から4月は気持ちが切り替わる時期でもあります。

新しいことを始めようとかモチベーションが上がるのもこの時期です。

 

そんな時期の今だからこそ昨年に確定拠出年金iDeCoスタートした方が

今までの振り返りにぴったりな時期とも言えます。

優菜さんもちょうど1年間が過ぎたところで確認をしてみようと思い立ったのです。

 

優菜さんの結果を確認してみました。

 

優菜さんは2歳のお子様がいらっしゃる関係で、あまり手間のかからないものがよいと希望されました。そこで、リバランスを自動で行ってくれるバランスファンドを選んで2いたのです。

 

優菜さんが選んだのはSBI証券の三菱UFJ国際-eMAXIS 最適化バランス(マイミッドフィルダー) です。

 

運用結果はここをみよう!

この商品の1年間の動きを確認するためには、SBI証券の確定拠出年金運用商品一覧の中から該当のファンドを選んでみるとよくわかります。そこには細かい情報がたくさん掲載されています。

1年間の動きをみるには月次レポートがわかりやすいです。

どのような商品で運用しているのか再度確認することができます。

優菜さんもこの商品を選んだ理由を思い出しました。

こんなに世界中の株式や債券に自動で配分をしてくれて、1つ1つ商品を選んでいく手間がかかりません。少し冒険をしてみたい気持ちもあったので、この商品にしたのでした。

 

このバランスファンドの資産構成

国内株式  18.0%

国内債券  25.0%

外国株式  18.0%

外国債券   8.0%

新興国株式  8.0%

新興国債券  8.0%

国内REIT 6.0%

外国REIT 9.0% 

の配分でそれぞれのマザーファンドを使って上記の比率で運用しています。

この商品の決算日は毎年1月26日(休業日場合翌営業日)です。決算や分配金情報は商品概要の中に記載されています。

分配金については

毎決算時に分配金額を決定します。 分配金額委託会社が基準価額水準、市況動向等を勘案して決定 します。ただし、分配対象収益が少額場合に、分配を行わないこ とがあります。 分配金額決定にあたって、信託財産成長を優先し、原則とし て分配を抑制する方針とします。 将来分配金支払いおよびそ金額について保証するもで ありません。 収益分配金、原則として再投資されます。

 

ミッドフィルダーは1月に分配金は出たのでしょうか?

優菜さんはにはよくわかりませんでした。

トップページに分配金実績が載っています。

それをみるとここ2年間は0円で分配金はありませんでした

上記のように分配対象収益が少ない場合は分配金を出さない方針になっているからです。

 

 

図のように優菜さんがiDeCoのつみたてをはじめたころは、基準価額は10,654円でした。現在は11,302円になっています。648円上昇しています。初めての投資信託で価格も上がってほっとされていました。それと同時に預貯金では増やせないのが確定しているのに、税金はかからないし、たった1年間でも初期費用の2,777円や手数料で掛かっている167円もカバーしてプラスになっていることに驚きとワクワク感を感じました。

 

それから、基準価額の推移グラフを見てみると2月3月と値を下げていますがそれまでずっと順調に価額が上がっていました。何が好調だったのかは各マザーファンド基準価額推移をみるととてもわかりやすいです。

TOPIXや外国株式・新興国株式の運用がとても良かったことがわかります。

優菜さんは株式が頑張ってくれているんだなって理解しました。自分のお金が世界中の会社の役に立っているのかと嬉しくなりました。これからも、確定拠出年金iDeCoを続けていきたい思いが強くなりました。今まで毎月1万円でしたが、金額を2万円に増やすことにされました。優菜さんはこのバランスファンドにこれからもお任せしようと思っています。

 

リバランスってどんな事?

例えば、日本株25%・外国株25%・日本債券25%・外国債券25%というふうに

4つの資産に分散して投資信託を選んだ方もいらっしゃるでしょう。インデックスファンドで、手数料の安いもので組み合わせされた方は、運用実績によって割合が大きく変わっていませんでしたか?増えているものを売って、安くなっているものを買って割合を元の決めた状態に戻すことをリバランスと言います。

特に株式など上がったり下がったりします。上がった時にはまだ上がりそうと思ってなかなか売れないものです。でも、リバランスをすることで、利益確定ができ、効率的な増やし方ができると言われています。

 

運用は毎年どの商品が高くなるか変化します。昨年はよくても今年は下がってしまうこともあるのです。

 

ドルコスト平均法で買い付けしていますから、安い時にはたくさん買って口数を増やすことができます。それだけでも十分分散投資効果で下がったときでもリスクを抑えられる効果を持っています。

 

リバランスは、高く上がっているものを利益確定して、下がっているものを購入するというさらに増やすことが可能になる方法です。

 

優菜さんは、これからまた新しい気持ちでiDeCoを続けていくことにしました。新聞なども忙しくてゆっくり読めませんが、株価や為替を見てみようかなとおっしゃっていました。

 

優菜さん、頑張ってくださいね。

読者のみなさまも運用の状況を1度チェックされてはいかがでしょうか?

 

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