確定拠出年金相談ねっと認定FP 木田 美智子

2018年 03月 08日

夫におこづかいをくださいと言わないために

こんにちは。
確定拠出年金相談ねっとわーく認定FPの木田美智子です。

 

先日、小学校の集まりの時、お母さま方のことばが気になりました。

Aさんは、「ご主人におこづかいください。」って言ってる?
Bさんは、「そうよね、言いにくいのでパートしてるよ。」
Aさん  「やっぱり。」

小学校のお子様がいるお母さまは、仕事をしていない方も多くお見かけします。また、小学校に下のお子様が入学したのをきっかけにパートを始めた方もいらっしゃいます。

小学校2年生、4年生と一緒に生活しているため、学校行事にもよく参加させていただきます。先日も10歳の子の2分の1成人式の行事に行ってきました。子供たちの成長を見るのはとても楽しいものです。

 

Aさんは下のお子様が小学校に上がったのをきっかけに、子供たちのおけいこや塾代などかさむ様になり働き始めたそうです。働き方は103万円までの範囲でした。今は小学校1年生で帰りが早いため、この働き方を続けていこうと考えていました。

なんで、上のような会話になったかと言いますと、Aさんはお子様に学研、スイミング、新体操、サッカーなど複数のおけいこをさせていて、その金額も学年が大きくなるにしたがって増えてしまい、家計のやりくりで精一杯になっていたからです。子供たちの事を1番に考え自分のものはなるべく我慢していました。でも、時には、旅行なども行きたいですし、おしゃれもしたいと考えることもありました。Aさんの夫は会社員ですが、Aさんには毎月10万円でやりくりしてくださいと家計費を渡してくれます。食費や日用品、そして、2人のお子様のおけいこ代などでパート代を合わせてもやっとです。夫はしっかりしているので、貯金はしていると思うのですが、教えてくれません。おこづかいを増やしてくださいとは言いにくい状況だったのです。

Aさん、Bさんお二人とも、パートで103万円を超えないように働いていました。もったいないですよね。優秀な方がパートで働くのは。お二人は配偶者控除の金額が平成30年分から150万円までに拡大されていることをご存知ありませんでした。夫に影響ない形で働きたいAさんには、2つの方法が考えられます。

プラン1
130万円を超えない金額で働く事。そうすれば、配偶者控除が150万円までに上がったことで、夫の税金に関係しません。所得税・住民税は自分に係りますが、配偶者控除のカットのような影響は受けずに手取りを増やすことができます。納める税金は4万5500円です。103万円で働いていた時より、4万500円増えますが、使えるお金が約22万円ほど増やせます。

 

プラン2
130万円を超えない金額で働く事+iDeCoに加入する。専業主婦も平成28年1月から加入資格ができました。この節税たっぷりな制度を使いますと、掛け金に税金がかからず、例えば毎月2万円掛けたとすると、3万6000円分の税金を支払わなくて済みます。そして、受け取りは60歳以降に自分の未来資金として受け取りができます。非課税で運用ができ、受け取りも税の優遇が受けられます。

なぜ130万円かということは130万円の壁としてよく知られていますが

社会保険料の負担を自分で支払うようになる金額の境目だからです。

 

プラン1はすぐ使えるお金を増やせますし、プラン260歳以降のおこづかいができます。Aさんのお話を聞いた時に、Aさんがもしこのまま60歳になりますと、国民年金は65歳から今受け取っている方でも月に6万5000円ほどです。60歳からは何もありません。60歳から自分が自由に使えるお金を非課税で準備しておくことができます。60歳になってからも、ずっと夫におこづかいくださいと言うのはなかなか言いにくいのではないでしょうか?自分で自由に使えるお金があるって嬉しいのではありませんか?友だちと旅行に出かけたり、ランチを楽しんだり、夫に気兼ねなくお金を使うことができます。今も未来もずっと夫に頼っていくのは、少し辛い面もありますよね。

だから、お子様がある程度大きくなったら、自分の生きがいや楽しみのためにも少し多く働くことも考えてみましょう。生活にゆとりができますし、何より、自分のために使うこともできるようになります。Aさんには今は130万円までに抑えた働き方をしていく予定ですが、下のお子様がもう少し手が掛からなくなったら、130万円を超えて厚生年金に加入して働くこともご提案しました。今も将来も所得が大きく変化します。また次回ご説明することにしました。

Aさんはプラン2を始めていきます。37歳のAさんは23年間iDeCoを使えます。

毎月2万円を積み立てすると、元本だけで552万円になります。運用して増やすことができたら、3%運用で793万円です。4%運用で903万円と夢は広がります。夫に頼らず自分で作れる自分へのご褒美です。Aさんはとても楽しくなってきました。

この配偶者控除を使った活用の仕方は次回セミナーでお話します。ご興味ある方は是非いらしてくださいね。
お待ちしています。

【横浜】3月11日(日)10:00~11:30 「女性のためのiDeCo・つみたてNISA活用セミナー」

 

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