確定拠出年金相談ねっと認定FP 木田 美智子

2017年 10月 28日

年末調整のはがき、届きましたか?

こんにちは。
寒くなりましたね。
確定拠出年金相談ねっとわーく認定FPの木田美智子です。

早いもので10月も終わりに近づき年賀はがきの発売が近づいてきました。
年々1年が短くなっているように感じられます。

平成30年(2018年)用の年賀はがきは、2017年11月1日(水)に発売されます。当初発行される年賀はがきの枚数は、25億8,600.8万枚だそうです。

そろそろ枚数チェックを始めた方がよさそうです。

ご参考  年賀はがきの種類こんなにたくさんありますよ。

 

 

そして、公務員の方、会社員の方は年末調整の書類の提出時期でもあります。
毎年のことなのでまたこの時期になったかという印象かと思います。

私も37年間手続きしておりました。
年末調整について、書いておきます。

生命保険料控除証明や、損害保険料控除証明等は見慣れている方も多いでしょう。
でも、これは初めてという方も多いのではないでしょうか?

今年iDeCoを始めたかたには、

「平成29年分小規模企業共済等掛金払込証明書

          確定拠出年金(個人型年金)」

が国民年金基金連合会から届いたかと思います。

今回のはがきの送付は

平成29年1月から9月までに掛金の払込実績があった方が対象です。
(10月から12月までに初回の掛金払込がある方は、平成30年1月末頃に発送されます。)

 

小規模事業主等掛金控除のはがきは年末調整書類と一緒に提出してください。

確定拠出年金の掛け金に対する所得税が戻ってきます。

今回はこの3つのお話を書きます。
1.年末調整はなぜするの?
2.年末調整できをつけること
3.年末調整で税金が戻ったらすべきこと

1.年末調整はなぜするの?

会社から言われてそのとおり手続きしていることでしょう。
でもいったいなぜ年末調整するのかご存知ですか?

会社など給与や賞与、報酬などを支払っている源泉徴収義務者が会社員に代わって所得税
を給与等から差し引いて国に納めてくれています。これを源泉徴収といいます。

住民税や社会保険料は特別徴収として給与から差し引かれていますね。
源泉徴収は給与から、社会保険料を差し引き扶養親族の人数により所得税を支払う仕組みになっています。ですから、10月に提出する書類をもとに1年間給与から所得税が天引されることになります。扶養親族がいる方は忘れずに給 与 所 得 者 の 扶 養 控 除 等 ( 異 動 ) 申 告 書に記載して提出します。

(税務署書類の事例から)   
イ 給与等の支給額(月額)             369,000円   
ロ 給与等から控除する社会保険料等         54,340円
ハ 扶養親族等の数                   2人    
 (控除対象配偶者あり、控除対象扶養親族1人)

 

所得税にはその他にも所得控除がありますね。源泉徴収は1度にたくさん納めるのはたいへんなので、ざっくり計算して納める仕組みです。年末調整で証明書類を提出することで納めすぎになっていた所得税を返してくれます。

年末調整で手続きできるもの

・生命保険料控除(保険・介護・年金)
・地震保険料控除
・個人型確定拠出年金控除(小規模企業共済等掛金控除)
・社会保険料控除
・住宅ローン控除(2年目以降)
・配偶者控除・扶養控除等

確定申告が必要なもの

・医療費控除
・雑損控除
・住宅ローン控除(初年度)
・株の売買益
・その他のもの

2.年末調整で気をつけること

何が控除されるかをしっかり把握して証明書を添付します。控除漏れはもったいないですね。確定申告で修正してもらうこともできますが、年末調整でほかの控除がなければ、今頑張っておけば、後で苦労しなくてすみます。

生命保険料控除証明書等は添付することになっています。保険会社によって発送される日はまちまちです。届いていない場合は、お問い合わせをしましょう。ちなみに郵便局ではかんぽ生命の保険の証明書は窓口で出力してもらうこともできます。保険証書や証明書をお持ちの上窓口でご相談してみてください。生命保険・医療介護・年金それぞれに最大40,000円までの控除が受けられます。支払い保険料の金額で控除額は異なります。

地震保険料控除は忘れていませんか?損害保険に追加している方増えています。あなたのところは控除に入れていますか?

◆今回初めてiDeCo加入された方に届いた

「平成29年分小規模企業共済等掛金払込証明書
          確定拠出年金(個人型年金)」
これは必ず提出してください。
例えば2万円ずつ3月~12月まで10ヵ月払う方の場合で
所得税を10%支払っていた場合、20万円×10%=20,000円の税金が戻ります。また、所得税が20%の方なら20万円×20%=40,000円の税金が戻ってきます。

社会保険料控除
 ご自分は会社から天引きされている場合でも、ご家族の国民年金を支払っていませんか?
 私は娘が大学生の時に変わりに国民年金を支払っていましので、社会保険料控除を申告し
て控除してもらいました。扶養のご家族の分も該当します。

配偶者控除が平成30年から変わります。
 配偶者控除38万円が受けらる制限が変わります。
 基準が今までと変わりますので、記入に注意が必要です。
 年収により基準が変わっています。
 給与年収1120万円(所得900万円)以下の方の場合でご説明します。
 配偶者がパートなどで所得があった場合の所得制限が103万円から150万円までに変わります。

平成30年分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書の
所得見積り額は65万円の給与所得控除した後の金額です。

平成29年の例 
  妻のパート収入 103万円の場合
  103万円-65万円=38万円

平成30年からの例
  妻のパート収入 150万円の場合
  150万円-65万円=85万円

 

150万円を超える場合は記入は不要です。30年の年末調整の時に申告ができます。

配偶者控除の枠が広がりました。今まで103万円に働き方を制限されていた方は、この機会に働く時間を長くして、収入アップもできますね。また、専業主婦の方がiDeCoをした場合、毎月23,000円多く働いても専業主婦ご本人の所得税もかからない金額となります。多く働いて、未来の資金づくりにされてはいかがでしょうか?

 

3.年末調整で税金が戻ったらすべきこと

年末調整で戻ったお金は、賞与などで戻ってきます。
ボーナスは12月に支払われるかと思いますが、その時引かれている税金を見てください。
税金が少ないなって思ったことはありませんか?確定申告の場合は現金で受け取ることも通帳に振り込むこともできますが、年末調整はいつの間にか支払うものとの間で清算されます。しらないうちにうっかり使ってしまうことになります。

確定拠出年金iDeCoの全額所得控除の金額は自分で計算しよう!
確認する事 自分の所得税は何%ですか?

確定拠出年金iDeCo掛金 

事例 
武志さん(40歳)の場合  所得税20%のサラリーマンです。
毎月2万円をiDeCoで積み立てしています。

20,000円×20%=4,000円
12月の還付金額は48,000円です。ボーナスに含まれていました。
そのままでは、せっかくの戻ったお金がいつの間にか使ってしまいます。

2つのプラン

①毎月積立プラン
1つはまだ戻ってこないけれど、4,000円をなかったものとして、来年から安くなる住民税10%と一緒に合わせて6,000円ずつ、給与の通帳から引き落としされる自動積立にします。iDeCoを掛けていなければ、なかったはずのお金です。これを60歳まで20年間積立したらしっかり貯められます。

なんと総額は6,000円×12月×20年=1,440,000円となります。
なかったつもり貯金でこんなに大きな金額を貯められます。

自動積立はいろいろ選べます。定期預金や、年金保険などもあるでしょう。
平成30年からスタートするつみたてNISAの原資にされるのも方法です。iDeCo節税+さらにつみたてNISAの運用益非課税を使うこともできて節税効果がバツグンです。

iDeCo+つみたてNISAのセットプランもお勧めです。

②年1回まとめてプラン

年1回のまとめて定期預金のできます。
お子様の学費資金など使い道がしっかり決まっている方は目的資金として貯めていくこともできます。2年に1回海外旅行など普段の生活でなんとなく使うのではなく、思い出という財産づくりに使っても良いと思います。

まとめ
年末調整でしっかり税金還付を受けていただくことです。加入時期が間に合わなかった方は確定申告で手続きができます。税制優遇は申告で行いますから、しっかり忘れずに手続きしましょう。
戻ってきた税金はそのまま使わないで、未来のための資金づくりや目的貯金にして有効に使っていきましょう。

12月2日(土)に
「iDeCoとつみたてNISAの活用セミナー」開催します
戸塚区総合庁舎 多目的スペース(小)
10:00~11:30

そちらも是非いらしてください。

 

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