確定拠出年金相談ねっと認定FP 船渡 育子

2017年 02月 03日

確定拠出年金と超長寿化社会

こんにちは。確定拠出年金相談ねっと認定FPの船渡育子です。

超長寿化社会の到来

リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット共著の
『LIFE SHIFT』が話題を呼んでいます。

 この本は、
「いま先進国で生まれる子供たちは50%を
上回る確率で105歳以上生きるとの予測があり、
100年生きる前提で人生を設計しなければならない。

 超長寿化社会では、
20歳過ぎまで教育を受け、
60~65歳まで社会人として働き、
そこでリタイアして余生を過ごすという
ライフスタイルが成り立たなくなる。」
と指摘しています。

 とても衝撃的な予測です。

 日本でもつい最近日本老年学会などが、
現在は65歳以上と定義されている「高齢者」を
75歳以上に見直すよう求める提言を発表しました。

 前期高齢者とされている65~74歳は、
活発な社会活動が可能な人が大多数だとして
「准高齢者」に区分するよう提案。

 医療の進展や生活環境の改善により、
10年前に比べ身体の働きや知的能力が
5~10歳は若返っているとの判断をしたとのこと。

 どうする?100歳までの老後資金の準備??

身体の働きや知的能力が若返っているのは、
とても喜ばしいことです!

ところが反面、
65~100歳までの老後資金について考えると、
喜んでばかりはいられません。

国は、公的年金制度の先細りを見越して
2001年に確定拠出年金制度を始めました。

税制面で最大限に応援するから、
自分で運用して老後のために「自分年金」を
作りなさいということです。

併せて公的年金の受給年齢を引き上げて、
現行、65歳になっています。

上記のように今の常識を大幅に上回る長寿化が
進むとすれば、個人への公的な支援の水準が
一段と低下するのは明らかです。

数年前から、年金の受給年齢の
68歳への引き上げが議論になっています。
この水準の低下を緩和するためには、
70歳位までへの引き上げは
避けられないのでしょうね?

厚生労働省は「70歳まで働ける企業」の普及に
力を入れており、「定年の引き上げ、廃止」、
「希望者全員に70歳までの雇用」
等の制度を導入する企業に対して助成金を支給しています。

年金受給年齢の70歳までの引き上げの布石として
70歳まで雇用する企業を増やそうと
しているのなら、頷けます。

我々働く側としても、
本当に体力も知力もあって雇い入れ先もあるなら、
70歳まで働けるのはむしろ好ましいですよね。

これでも100歳までは
あと30年ありますけどね。

確定拠出年金の本領発揮です!!

リタイア後の余生が異常に長くなるというお話をして、
不安にさせてしまいましたね。

でもご安心ください。

こんな時こそ、
確定拠出年金の本領発揮です!!

確定拠出年金と
年金も含めた公的保険を知り
適材適所うまく組み合わせることによって、
最高の「自分年金」を創っていきましょう!!

あああ

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