確定拠出年金相談ねっと認定FP 林 智慮

2017年 06月 26日

老後の資金作りで注意すること

今年は雨が少なく、作物への影響が心配されます。

確定拠出年金相談ねっと認定FP林です。

 

新しい情報を入手したとき、皆様はどうされますか?

これは良さそうだ!と思っても、それが本当かどうか調べると思います。

そこで、納得したら行動すれば良いのです。

自分で調べることによって、リスクの予想ができ、これを取っても良いか取れないかの判断は出来ると思います。

 

生きていれば絶対にやってくる老後生活。

その時になって慌てないようにと考えていらっしゃる方は多いと思います。

これから先、公的年金は今より少なくなっていくのは明らかです。

とてもゆとりある老後生活を送るだけの金額は貰えません。

そうとは言え、収入は限られているのでどうすればいいのでしょうか。

 

その対策の一つとして、個人型確定拠出年金という、国の制度があります。

掛金全額所得控除、運用益非課税、退職所得控除・公的年金控除が使える制度です。

(商品ではありません)

ただし、60歳までは引き出せません。

 

自分専用の口座に掛金を拠出して、そのお金で運用して老後資金を作ります。

個人型確定拠出年金の制度(iDeCo)を利用して、所得税・住民税をまるっと控除出来て、かつ、老後資金の準備も出来ます。

老後資金作りをするならば、所得税を納めている方にとっては、今の生活の節税しつつお金を残せます。

所得税率10%の方が、月々2万円を個人年金保険にかけても、所得税は40,000住民税は28,000が控除の上限のため、6,800円しか税金の軽減はありません。

個人型確定拠出年金の制度を利用すれば、所得税・住民税共に掛金24万円がまるまる控除出来て、48,000円の軽減になります。

6,800円 と 48,000円 どちらが得する方が良いでしょうか。

また、同じお金を掛けても、所得税率により軽減される額が違ってきます。

所得税率の高い方になれば、たとえ運用に待機預金を選んだとしてもメリットが大きいです。

運用益も非課税と言えばNISAですが、掛金の所得控除はありません。

確定拠出年金は受け取るときに退職所得控除が適用できます。

掛金を拠出した期間が、勤続年数としてカウント出来ます。

企業型から引き継いでこられた方も、途中で専業主婦になられた方も、その口座に拠出してきた全期間通した年数で計算されます。所得が発生しても源泉分離課税になるため他の所得と合算されません。

 

 

ここ数年前から、『不労所得』と言う言葉が聞かれるようになりました。

そして最近、「老後資金作りのための投資」が、やけに聞かれるようになりました。

心配を煽るような言葉が、ネットやメール、そして電話で聞かれるようになりました。

どうぞ十分にご注意してください。

 

 

個人型確定拠出年金の最大のデメリットは60歳まで引き出せないことです。

ただ、これも、老後資金専用ということならば、逆にメリットかもしれません。

個人型確定拠出年金も、預けただけで無く資産運用をしましょう。

自分で努力した分だけ納得出来る運用が出来ます。

老後資金作りは、iDeCoファーストで。

 

 

 

 

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