確定拠出年金相談ねっと

確定拠出年金相談ねっと

iDeCoの無料セミナーへ参加する時の心得

2017年 04月 19日

こんにちは、確定拠出年金相談ねっと 代表の山中伸枝です。

 

あちこちでiDeCoのセミナーが開催されています。

私もスピーカーとして登壇することも多いです。

 

さて、無料セミナー・・・

良いですよね。無料ですから(笑)

 

最近いくつかの金融機関で無料セミナーに参加しました!というお客様からの個人相談が増えています。

 

セミナーに行ったのに、わざわざ有料の個人相談にいくの?

 

そうなんですよね、やっぱりそこは無料では分からない部分があるし、ある程度無料セミナーで理解したうえで相談したいと思うのが自然なんです。

 

だいたい無料セミナーはiDeCoの制度概要の話です。

とっても大事なことです。ここは無料で良いのでなんでも聞かれることをお勧めします。

 

ただし、iDeCoは法律であって、実際加入するには運営管理機関のプランを選ばなければなりません。

 

このあたりからちょっと複雑になります。

 

iDeCoの制度はどこの運営管理機関も共通です。でもプランは運営管理機関によって異なります。

プランは手数料というコストと、将来の受取額を左右する運用商品ラインナップが異なりますので、より重要なポイントです。

 

手数料は運営管理機関の無料セミナーでは、自社の説明はしますが他社との比較はしません。従って良いのか悪いのかを判断するのは自己責任です。

ご自身の選んだ運営管理機関で迷いがない方は、その運営管理機関のセミナーに何度でも足を運ばれたら良いと思います。iDeCoの運用はWEBで行いますので、WEBの操作性などチェックすることはその後の活用に非常に役に立ちます。

 

運用商品、どれがいいかは個別銘柄を推奨してはいけないというiDeCoのルールがあるのでだれもしてはいけません。結局どれを選べばよいの?と聞いて、それはですね~って答える人は、ルール違反をしている人です。

自分のポートフォリオを開示すると、多くのケース参加者は喜びますが、ポートフォリオってその背景にいろんなstoryがあるものなのです。それをそのままうのみにするのは良くありません。

運用商品の区分とか特徴は説明できますが、投資信託の信託報酬とかインデックスとかベンチマークとかリスクとかリターンとかっていう言葉をどうしても使わないと説明できないので、いきなり「素の状態」で無料セミナーで聞いて理解するのは難しいでしょう。ここについては、もう少し時間をかけて勉強するべきです。安易に「これがいい」と言われるのは、ダメです。

 

しかしiDeCoについては、始めてから少しずつ運用商品について勉強するということで全く問題がないので、まずは始めることが大事です。とりあえず「定期預金」で!これでもOKです。

あとから運用商品の取り換えができないNISAとは、ここが違う点ですね。

ただし、必ず運用商品の勉強もおいおいするという前提です。

 

だいたいiDeCoのセミナーでよくある質問というのは

・運用商品をどうしたら良いのか?

・掛金をどうしたら良いのか?

・受取方法はどうしたら良いのか?

がベスト3です。

 

正直、この3つは無料セミナーでは到底お話できるものではなく、じっくり相談あるいは継続的なセミナーでお話しなければならないところです。

出し惜しみをしているのではなく、ここは「個別」のお客様の状況によって全く答えが変わるからです。

 

掛金をどうしたら良いのか?

その方のライフプランによっても異なります。お仕事によっても家族構成によっても異なります。納税額も違うから税制メリットも異なります。

 

受け取り方をどうしたら良いのか?

退職所得控除は何年加入したかによっても異なります。会社からの退職金がいくらなのかによっても答えは違います。その人の年収によって年金払いが得なのかどうかも違います。

 

1時間、2時間の相談時間で1万円というコストが有益なのかどうかと聞く方もいますが、間違いなく有益です。

 

だって、どこの無料セミナーでも最終的にあなたが聞きたいことは、教えてもらえないからです。

それを求めて何日も費やすのであれば、一度有料でコンサルを受けた方が時間を無駄にすることがありません。

 

運用商品選びについても、推奨はしませんが参考となるツールや考え方をしっかりと個別レクチャーを受けることは有益です。

 

そもそもiDeCoは長い時間をかけてじっくり資金を運用する仕組みです。

今足元で問題点、疑問点を解消してもまたいろいろ壁にぶつかります。であれば、つどつど相談ができるアドバイザーを持っておいた方が賢いですよね。

 

無料と有料

上手に使い分けてほしいなと思います!

 

この記事を読まれた方がよく読む記事

Tags: