確定拠出年金相談ねっと

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2016年 11月 26日

iDeCoの最大の目的は「学び」

こんにちは、確定拠出年金相談ねっと代表の山中伸枝です

確定拠出年金(iDeCo)は老後の資産形成を有利に行うために日本に住むすべての人(20歳から60歳まで)に門戸が開かれた制度です

制度詳細、そのメリットについては、拙書「ど素人が始めるiDeCoの本」をお読みいただければ嬉しいのですが、今回はiDeCoの意義について、もう少し考えていきたいと思います

まず根底にあるのは「日本の年金制度」の変化です

現在国会では、「カット法案」と野党が批判していますが、今回の「年金改革関連法案」そもそも2004年の年金改革の時に決まったことが中途半端であったための修正という意味合いもあります

 

2004年に決まったことに、1、現役の負担する保険料は平成29年まで段階的に上げていく、2、支給額にはマクロ経済スライドを導入するという大きな二つの点がありました

1については、着々と実行され来年保険料は、当初予定された国民年金、厚生年金の上限になります

一方2については、物価上昇から1%程度の「マクロ経済スライド率」を差し引いた分で支給額を調整するというルールにもかかわらず、「デフレ下ではそれ以上支給額を下げるのは高齢者に理解されない」とのことで未実行

従って、本来の給付額との差が大きくなったと指摘されています

 

今回の改革関連法案では、このマクロ経済スライドの強化をし、また物価より賃金の上昇に合わせて支給額を調整するとしています

確かに、物価と賃金が同等に変動するとは限りませんし、物価上昇にくらべ賃金上昇が低ければ結果消費が落ち込み経済が落ち込みます

また賃金が上がられなければ、保険料の徴収額も上がりません

年金制度を今後どう維持していくのか、ものすごく大事な討論だと思います
iDeCoは自分のためだけの年金ですが、あくまでも国の年金あっての上乗せであるわけで、iDeCo加入者にはもっと国の年金についても関心を持ってほしいと思います

またiDeCoはお金が市場に回る可能性が非常に高くなります

定期預金などの元本確保型商品で運用する方もいるでしょうけれど、iDeCoへの理解が深まるにつれ、投資信託を選ぶ方が増えてくるでしょう

 

投資を通じ、私は加入者がもっともっと経済を身近に感じ勉強をすべきだと思っています

もっとも簡単でおススメの方法は、iDeCoでなにかひとつでも良いので投資信託を購入し、その後毎月その投資信託の「運用レポート」を読むことです

運用レポートは月に1回発行されていますし、内容はそれほど難しいものではありません

なにより、同じレポートを定期的に読むことで知識の蓄積が無理なく行えます

 

例えば世界中を丸ごと投資先にして、世界の経済の動きも学びたいというのであれば、楽天証券のiDeCoで選べるセゾン投資のバランス型ファンドなどおススメです

参考:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド月次レポート

自分の資産の成長具合を見守りながら、経済の勉強もする

実は、この「学び」がiDeCoにはもっとも重要なのではないかと思います

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